2006年05月15日

●ローディングが100%で止まる(ROのためのパソコン追記:CPU地雷)

この前のエントリがFavor'sで剣士系じゃないマークのところに入っていてニヤリとしたyoutenです、こんにちは。

毎週日曜23時から、Lydia鯖ではレーサー座談会…と称して結局のところGvの友人達が集まってあーたらこーたらの話をする機会があるのですが、今週はパソコンの話になりまして。
毎週そこそこGvにパワーをかけてるプレイヤにとってマシンスペックは問題で、「MAPローディング」の速度の影響が大きいレーサーにとっては死活問題のランクな様です。


ってわけで、前回のエントリに追加する形で、『ROにおけるCPU地雷』について、もう少し分かりやすく説明をすることにします。

ただし最初に注記しておきますが、「ローディングの数秒」を争うための話であり、数字上のスペックが足りていればROのプレイには全く支障がありません。


○『地雷』とは

前回のエントリでもちょろっと書いた通り、グラフィックカード地雷がメジャーですが、要は「値段・表示上のスペックの割りに、実性能が低いなど、問題のあるPCパーツ」のことを地雷と言います。

ただし、後述する話の様に、「特定のアプリケーションと相性が悪い」というだけのハードウェアも存在し、どのような特定条件でハードウェアが地雷となるかは難しい話です。


○『CPU地雷』とは

ROとは関係ありませんが、(PC自作の世界で)一般的にCPUの地雷と言うと、「見た目上のスペック(クロック数)だけが高く、発熱・消費電力が大きいCPU」を差します。

歴史的に言うとAMD社のCPU Athlonシリーズのうち、開発コードネームがThunderBirdと呼ばれるもの、Intel社のCPU Pentium 4シリーズのうち、開発コードネームがWillamette・Prescottと呼ばれるものが発熱量の高さに定評のある(?)CPUであり、「爆熱Prescott」という通り名で地雷認定されることがあります。

また、これらのCPUのエントリモデル(廉価版・ダウンスペックバージョン)に当たる、一部のAMD社Duron・Intel社Celeronにも同様の特徴が見られます。

♪Pentium DとIntel 945Gチップセットを緊急テスト -- MYCOMジャーナル
http://journal.mycom.co.jp/articles/2005/05/31/pentiumd/005.html
♪Pentium 4 -- Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/Pentium_4
♪Athlon -- Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/Athlon


ただし、ここまで散々言っておいてなんですが、「発熱・消費電力の割りにCPU性能が」というだけであって、熱や騒音が、PCのケースや設置部屋等の環境によって気にならない場合には意識する必要も無く、一般的なCPU地雷に関しては、さほど意識する必要は無いと私は思います。

# 静かで高性能でROが快適にプレイできるマシンを!とか特別なこだわりがある人は追ってみてください。


○『ROにおけるCPU地雷』とは

で、前フリが長くなりましたがやっと本題です。

ROという特定アプリケーションにおいてのCPU地雷というものが存在します。

「MAPローディングが100%になってから最大10秒近く止まる」というのが、いらゆる地雷を踏んだ結果起こる現象であり、Pentium 4・Pentium DシリーズのCPUを使っていると高確率で発生します。(必ずというわけでもなく、また、いわゆるHyperThreading機能を無効化しても改善しないようです。)

これはCPU・HDDのスペックが相当低い場合にも似たような現象(オブジェクトの読み込み・展開にそもそも時間がかかる。)になりますが、1年以内の新しいパソコンを使っている方の場合は、間違いなく「Pen4の罠」だと思ってください。

<補足>
手持ちマシンでのMAPローディング体感速度(画面が暗転してから再度明るくなり始めるまでの時間):
PentiumM750:1秒程度(デスクトップ)
PentiumM753:2,3秒程度(ノート)
AthlonXP1600+:4,5秒程度(デスクトップ)
CrusoeTM5800:10秒ちょい(ノート)

○ROに向いたCPU

で、この次の問題ですがこの「Pen4の罠」を回避したい場合、パソコン初心者の方はどうやって回避したら良いか迷うことになると思いますので、うだうだとコメントを。


◆Intel社のCPU

Pentium 4・PentiumD:前述の通り、避けた方がいいです。
Celeron:種類がいっぱいあります。1G付近の場合にはPen4の罠は起こらず、1Gを超えていればROのプレイには問題が無いでしょう。ただし世代(発売時期)の都合上、RO以外がそこそこ遅いかもしれません。
 2G超えのCeleronの場合には、"元となるPentium"に因ってはPen4の罠にかかります。(現在のCeleronはPentiumと同コアを使用した廉価版のため、元となるPentiumが必ず存在します。)これから買う場合には、Celeron DはPentium Dの廉価版のため、同様に罠にかかる可能性が高いため、避けてください。
Pentium M:モバイル用途向けのCPUのため値段が高いですが、低発熱/省電力に定評があり、Pen4の罠にもかかりません。これの後続にあたるCore Duo/Core Soloシリーズも似た性質を持ちます。
 また、大抵のPentium M搭載PCはノートパソコンだと思いますが、HDDがノート向けの小型である/グラフィックボード非搭載等のCPU以外の要因がボトルネックになりやすいです。
Pentium III以前:ROを普通にプレイする分には困らないと思いますが、世代の都合上搭載メモリ量・HDDの性能等、他のボトルネックが気になります。512Mを下回るマシンにはまずメモリ増設を。


◆AMD社のCPU

Intel社の知名度と比較すると、一息マイナーなAMD社のCPUですが、ことRO用のPCという意味では、いわゆるPen4の罠にかからないため、デスクトップ用途ではオススメのCPUです。

Athlon 64:いわゆるデュアルコアの「X2」シリーズと「無印」シリーズがありますが、ROにはどちらも大差ありません。値段とのパフォーマンスを考えるとこのAthlon 64の無印が今現在ROに一番向いているCPUと言えると思います。
Athlon XP以前:開発コードネームで言うThunderBirdでは「焼き鳥」、Palominoでは「焼きミノ」等、発熱によりCPUが溶けてしまう事故に通称が付けられるような熱いCPUが混ざっておりますが、大抵は数字通りのパフォーマンスを発揮します。世代上他の要素が気になるのはPentiumIII以前の項と同様です。


◆その他の会社のCPU

Windows・ROが動作する上記以外のCPUというとその時点で玄人向けになります。省略。


○まとめ

Pentium 4をいけしゃあしゃあと推奨している公式サイトはどうかと思いますが、今後買い換える予定がある人はこのあたりの話について、是非ご一考を。
Gravityの社員が「Pentium4に対応させてしまった」ことが原因だとも言われており、そのうちケロっと直る可能性もあるかと。

Posted by youten at 2006年05月15日 13:23
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コメント

"h"が抜けて、偶然別の単語になってますょっと。(読んだら消しちゃってくださぃ)

Posted by "R" at 2006年05月15日 17:14

>いわゆるHyperTreading機能を無効化しても~
ここですかね
何か凄そう…。

Posted by Anonymous at 2006年05月15日 17:55

ROがHyperThreadingを意識して最適化されているかどうかは分かりませんが、nProによってプロセスが隠蔽されてしまうため、HTがうまく効かないという噂も…。
ROと他のアプリ(ブラウザ等)を同時に起動していると、ROは非常に軽快ですが、他のアプリが激しく重くなることが時折経験されます。

Posted by C at 2006年05月16日 01:57

>Rさん・ななしさん
指摘ありがとうございました。修正します。

>Cさん
前者はどうですかね。HTマシンが手元に無いので確認はできなかったりします…。

後者はnProのせいだといわれてますね。特定アプリのみ発生するため、ラウザでもIE以外だと無事だという話があります。

Posted by youten at 2006年05月17日 15:19